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Webプッシュ通知の種類とその活用事例

Webプッシュ通知の種類とその活用事例

2022-07-26
Webプッシュ通知には、大きく分けて「自動配信型」と「手動配信型」の2種類があります。それぞれサブカテゴリがあり、目的によって使い分けられるので、この区別は重要です。では、詳しく見ていきましょう。

目次

  1. Webプッシュとは何か、Webプッシュの2つの種類
  2. 自動配信型のWebプッシュとその例
    a. ウェルカムプッシュ通知
    b. カートリカバリープッシュ通知
    c. 再入荷プッシュ通知

       3. 手動配信型のWebプッシュとその例
            a. セールプッシュ通知
            b. 祝日のWebプッシュ通知
           c. 定期的な通知

1. Webプッシュとは何か、Webプッシュの2つの種類

Webプッシュ通知とは、スマートフォンで受け取るアプリのプッシュ通知と同様に、Webサイトからユーザーに送信される通知メッセージです。内容は、新着メッセージの通知、新しいニュースの通知、オンラインショップのカート忘れに関するリマインダーなど、さまざまです。

Webプッシュ通知の最新の対応ブラウザやOSについては、こちらの記事でご確認いただけます。

【2022年版】Webプッシュ通知の全ての最新対応ブラウザとOSを解説します!

ECサイトでは、用途に応じてよく使われるWebプッシュ通知。この強力なコミュニケーションツールを十分に活用するためには、その種類を知る必要があります。

Webプッシュ通知には、大きく分けて「自動配信型」と「手動配信型」の2種類があります。それぞれサブカテゴリがあり、目的によって使い分けられるので、この区別は重要です。では、詳しく見ていきましょう。

2. 自動配信型のWebプッシュとその例

自動化されたWebプッシュ通知は、ユーザーがWebサイト上で事前に定義された特定のアクションを実行した後に、自動的に送信される行動ベースのメッセージです。これらの通知には、トリガーイベントと例外イベント、および送信する時間枠の設定が必要です。 

例えば、誰かがショッピングカートに商品を追加し、購入を完了せずにサイトを離れた場合、一定の時間後に、放棄されたカートに戻って購入を完了するように促すWebプッシュ通知が送信されることになります。

一方、同じシナリオで、ユーザーが商品をカートに入れ、購入を完了した場合は、通知は送信されません。この場合のトリガーイベント、例外イベントは以下の通りです。

  • トリガーイベント:商品がカートに追加される
  • 例外イベント:商品が購入された

自動化されたWebプッシュ通知キャンペーンは、最初に1回設定するだけで、あとはすべて自動で実行され続けます。手間がかからないうえに、高いコンバージョン率を誇ります。最も効果的なWebプッシュ通知の利用方法として、ぜひおすすめします。

a. ウェルカムプッシュ通知

Webプッシュ通知チャンネルに登録するには、Webプッシュ通知が有効なサイトにアクセスしたときに表示される通知許諾メッセージで「許可する」をクリックする必要があります。クリックすると、ウェルカム通知が送信されます。

ただし、この通知を受け取れるのがユーザーが許諾した後であることに注意しましょう。つまり、Webサイトにアクセスしたすべての人が、ウェルカムプッシュ通知を受け取れるわけではないのです。

おすすめの通知内容は、特別な割引オファーを提供することです。割引オファーは、新しい訪問者がのウェブサイトを再び訪れ、購入者になる可能性を促進する素晴らしい方法です。

この記事で、自動カートプッシュ通知の設定方法をこちらの記事確認してください。

b. カートリカバリープッシュ通知

ショッピングカートに商品を入れたものの、購入が完了する前に離脱してしまうことを「カゴ落ち」といいます。 

カートリカバリープッシュ通知は、商品名や価格などの商品情報データを収集し、パーソナライズされたWebプッシュ通知リマインダーをユーザーに送信し、購入を完了するように促します。

通常、カートリカバリープッシュ通知のクリック率は最も高く、これはユーザーがこの段階に達したとき、すでに他の段階よりも高い購買意欲を示しているためです。魅力的なメッセージを設計すれば、すべてのユーザーに送信される一般的なプッシュ通知と比較して、約3倍のクリックスルー率を期待することができます。

カート放棄の自動プッシュ通知を設定する方法については、こちらの記事を参照してください。

c. 再入荷プッシュ通知

バックインストックプッシュ通知は、購読者が購入を検討していた製品が再入荷し、購入できるようになったことを伝えます。在庫切れの製品を購入したいユーザーは、再入荷通知を受け取るよう登録することができます。購読者は購買意欲が高く、欲しい商品が再入荷されるのを待っているだけの傾向があるため、このようなパーソナライズされたキャンペーンはコンバージョンが高くなります。その結果、すべてのユーザーに送信される一般的なプッシュ通知と比較して、約2倍のクリックスルー率を期待することができます。

3. 手動配信型のWebプッシュとその例

手動配信型の通知は、メールマガジンに相当する通知です。これらの通知は自動化されていないため、手動で設定する必要があり、同様に手動でセグメントしない限り、すべての購読者のデータベースに送信されます。

手動Webプッシュ通知は、セール、特別キャンペーン、コンテストなど、タイムリーな情報を共有するために使用されます。例えば、製品を発売する際のコミュニケーションに使用することができ、ブラックフライデーやサイバーマンデーなどの特別な日に最適です。

a. セールプッシュ通知

セール情報をユーザーに伝えるには、Webプッシュ通知が最も手っ取り早い方法です。Webプッシュ通知は、セール情報を瞬時にユーザーに届けることができるため、フラッシュセールなど時間的制約のあるセールイベントに有効です。日付、時間、テキスト、写真を設定すれば、すぐに利用できます。

b. 祝日のWebプッシュ通知

特別な日にプッシュ通知を送ることは、顧客の関心を引き、商品購入につなげる良い方法です。

例えば、健康食品やオーガニック食品を扱うECサイトであれば、母の日や父の日などにWebプッシュ通知を送ることで、ユーザーに最適なプレゼントとして商品を提案することができます。

c. 定期的な通知

定期的なWebプッシュ通知は、購読者との永続的な接触を確保するために最適です。30日間に2~3種類の一般的なメッセージを設定し、購読者に再度サイトを訪問するよう自動的に送信することができます。

定期的な通知の一つの例としては、毎月新着情報のお知らせと、ソーシャルメディアページへの誘導のお知らせを配信することができます。

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